2016年4月28日木曜日

熊本地震 28日で発生から2週間

14日夜と16日未明に最大震度7を観測した熊本地震は、28日で発生から2週間となる。

 27日午後6時現在、死者は49人、安否不明者は1人で、震度1以上の地震が1000回に迫る中、熊本県を中心に、なお約3万7000人が避難所に身を寄せている。避難の長期化に伴い、「震災関連死」とみられる死者も増加。一方、熊本県が同日、2000戸以上の仮設住宅を建設する方針を示すなど、被災者の生活再建への動きも具体化しつつある。

 熊本県によると、27日夕方の時点で、被災した住宅は2万7406棟に上り、全壊は2000棟を超えた。これまでは県が確認した数を発表していたが、被災者からの罹災(りさい)証明書の申請が増え、同日から申請数の発表に切り替えた。

 熊本県内では27日現在、全45市町村のうち30市町村で計492か所の避難所が開設され、3万6866人が身を寄せている。車中泊など、県が把握できていない人も多いとみられる。

 県は27日、避難生活に伴う病気などによる「震災関連死」とみられる人が2人増え、計16人になったと発表した。2人は熊本市の69歳女性と75歳男性。また、車中泊などに伴う肺塞栓(そくせん)症(エコノミークラス症候群)で入院が必要と診断された患者はこれまでに40人に上る。

 過酷な避難生活の解消に向け、県や市町村は、避難者受け入れの準備を進めている。県は27日、仮設住宅2100戸分の建設費と、民間賃貸住宅などの「みなし仮設住宅」を2100戸確保するための費用を補正予算に盛り込んだ。益城(ましき)町や南阿蘇村など11市町村が建設を要望しており、益城町は当面2000戸が必要との考えを示した。熊本市などは公営住宅の空き部屋への入居希望者を募っている。

 気象庁によると、14日の「前震」以降、震度1以上の地震は、28日午前0時現在、976回に上っている。

 地震の規模を示すマグニチュードが3・5以上の地震は27日午後1時半現在、熊本市周辺だけで計215回。同じ期間で比べると、2004年の新潟県中越地震(200回)を上回り、1995年以降に内陸で起きた地震では最多となっている。

 九州は27日、各地で雨となった。熊本、大分両県の28日午後6時までの24時間予想雨量は40ミリ程度。同庁は土砂災害への警戒を呼びかけている。

2016年4月11日月曜日

ありがとうゴースト! 難病と闘う3歳児、仮面ライダーと交流し変身 母のツイートに主人公俳優が返信

人生の3分の1を病院で
 東京都立小児総合医療センター(府中市)。秀虎君はここの病室にいます。

 生まれつき、ダイアモンドブラックファン貧血という難病を抱えています。骨髄の異常で体中に酸素を送る赤血球を作れません。3週間に一度、入院して輸血を受けないと貧血が進み、命の危険があります。入退院を50回以上繰り返し、人生の3分の1を病院で過ごしてきました。完治するには骨髄移植しか道がありません。

 今年1月、ドナーが見つかり、移植に向けて無菌室での治療が始まりました。薬の副作用で髪の毛が抜け、高熱が出ました。食べたものを吐いたり、下痢になったり。ベッドにぐったりする日も多くなりました。薬や注射の前には30分以上泣きわめき、なかなか治療に入れないこともありました。

力をくれたゴースト
 そんな秀虎君に力をくれたのが、ゴーストでした。

 ゴーストは昨年10月からテレビ朝日系列で放送が始まった仮面ライダーシリーズ。「眼魂(あいこん)」と呼ばれる15個のアイテムをそろえると願いがかなうというストーリーです。

 秀虎君は、病気と闘う自分をゴーストに重ねました。苦手な薬や痛い注射の前に、必ず「ちょっと待ってね」と言って、おもちゃのベルトを装着。母の菜津美さん(36)が手作りしたゴースト柄の上着をまとい、「ゴ、ゴ、ゴ、ゴースト!」。ゴーストに変身して、立ち向かうようになりました。

 「狭い病室で友だちもいない息子が頑張る理由がみつからない。自分がゴーストになりたいということが目標になって、もう頑張れないという時の希望になった」と菜津美さんは話します。
 
きっかけはツイッター
 移植を終えて約1カ月過ごした2月11日、無菌室を出ることが決まりました。その日の夜、菜津美さんはツイッターに書き込みました。

 「ベッドの上に横になるだけの日々の息子に、ゴーストは本当に力を与えてくれました。ありがとう 仮面ライダーゴースト!」

 子どもの病気を友人に話せば心配をかけてしまう。匿名のツイッターなら、誰にも心配をかけず、素直な気持ちを出せました。

 このつぶやきを、ゴーストを演じる俳優の西銘駿さん(18)が目にしていました。「ゴーストが子どもに夢や希望を与えられることを実感した。うれしくて涙が出ました」と、西銘さんは当時を振り返ります。

 事務所から個人にメッセージを発信することは禁じられていましたが、思わず自分のツイッターに書き込みました。

 「身内にこのツイートを見せてもらい、本当に今まで仮面ライダー、一生懸命やっててよかったなと思いました。闘病生活辛いと思いますが、辛くなくなるくらいテレビで頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!!」
無菌室へビデオメッセージ
 この二人のやりとりはネット上でも話題になり、テレビ朝日が朝の情報番組で取り上げました。番組スタッフが、西銘さんのビデオメッセージを手に秀虎君の病室を訪れました。

 「ひでとらくん! こんにちは。げんき、もらいました」

 憧れのヒーローにそう呼びかけられ、秀虎君は少し照れながら母に抱きつき、笑顔を見せました。小さな声で「ゴースト」と呼びかけ、手を振りました。

 番組スタッフが病室を出ると、母に「やったあ、やったあー」とうれしそうに繰り返しました。「まるで奇跡。病気に立ち向かう勇気をもらいました」と菜津美さんは言います。

 骨髄移植の結果は、まだ分かりません。良い知らせが来ることを祈るようにして待つ日々です。

 「いままでのべ68人の方から輸血用の血液をいただいてきました。そんなみなさんから頂いた命。ヒーローになりたいという願いを、かなえてやりたいです」。菜津美さんは、力強く語りました。

2016年4月4日月曜日

こんにちは!便利屋とちぎです!

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