東京電力福島第一原子力発電所で事故が起きた時の所長で、復旧作業の指揮をとった吉田昌郎さんが9日、食道がんのため亡くなった。
58歳だった。
2010年から所長を務め、事故後も建物に残って9か月間、作業員らを指揮。
東電の上司が原子炉を冷やす海水の注入停止を命じた時には、事故の悪化をくいとめるために自らの判断で注入を続けた。
一方で、津波対策を取らなかったとの批判もある。
事故の後にがんが見つかり、所長を退いていた。
事故後に現場指揮・・・大変な任務だったと思います・・・
ご冥福をお祈りいたします。