急速に発達する2つの低気圧の影響で、北日本と北陸では、11日にかけて
非常に強い風が吹き、海上では大しけとなる見込み。引き続き、暴風や高波
に警戒が必要だ。
北日本と関東の東の海上には低気圧があって、急速に発達しながら北東
に進んでいる。この影響で、10日は西日本から北日本の広い範囲で非常に
強い風が吹いた。10日午後4時までの最大瞬間風速は、徳島県阿南市蒲生田
で31.5メートル、和歌山市で30.6メートル、東京都三宅島空港で29.3メートル、
北海道釧路町知方学(ちっぽまない)で29.0メートル、栃木県那須町で28.5メートル
などとなっている。
2つの低気圧は、11日朝までに北海道付近で一つにまとまり、その後オホー
ツク海に進んでさらに発達する見込みだ。