2013年8月29日木曜日

<地熱利用促進>来年度から支援制度 環境省予算要求に盛る

皆さんこんばんわ!

今日も暑い一日でしたね!

さて、環境省は、現状では捨てられている地熱エネルギーを利用して地域での
暖房などに生かすため、自治体や企業の事業を支援する制度を2014年度から
始める。必要な費用20億円を来年度予算の概算要求に盛り込む。今後、地熱
発電の拡大が見込まれる中、未利用の地熱資源を有効活用する狙いがある。

地熱発電所では、地中深くから取り出された蒸気や熱水を利用するが、大半が
地下に戻される。温泉地でも、風呂に使った後、ある程度温度が高いお湯でも
多くが排水となる。新たな制度は、これらをパイプラインで近隣へ運び、地域ごとに
暖房や除雪、農業などへの利用を促す。石油などの化石燃料の代替になれば、
省エネや温室効果ガス削減にもつながる。

具体的には、まず事業者から各地での事業計画案を募集。関係者との協議など
計画作りを支援する。また、パイプラインや熱交換機など必要な設備費用を補助
する。補助率は自治体は2分の1、民間は3分の1。

産業技術総合研究所の試算によると、国内には150度以上の地熱エネルギーが
推定2347万キロワットあり、米国、インドネシアに次ぐ世界3位。環境省の担当者は
「地域に恩恵をもたらす地産地消のエネルギーとして普及させたい」と話す。

リサイクルの時代ですから、利用可能なものは利用したいですよね!
クリックすると新しいウィンドウで開きます