非常に強い台風27号は、22日午後9時現在、南大東島の南南東およそ
340キロの海上をゆっくりと北上している。水曜日から木曜日にかけて
沖縄県大東島地方にかなり接近し、本州付近でも強い雨が降り始める
見込み。
台風の速度が比較的遅いために影響が長引くが、これまでの予想よりは
やや北上が早い見込みとなっていて、金曜日から土曜日にかけて、
西日本や東日本に接近するおそれがある。
一方、本州のはるか南東の海上には台風28号があって、発達しながら
西北西に進んでいる。25日金曜日には小笠原諸島の近海まで進む見込み
だが、その後は本州の東をそれるように進む予想となっていて、本州付近
へ直接の影響が出る可能性は低い。